92: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2017/12/16(土) 01:15:58.19 ID:Qezuh/qr0
「なっ、菜帆!? お前起きて……っ!」
「え〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!!」
「ぬわーーーっ!?」
ぼいーん!
起きるなり駆け出した菜帆ちゃん、プニョフワボディでお爺ちゃんを弾き飛ばしました! つ、強い!?
「父上ーッ!」
座敷にひっくり返るお爺ちゃん。
たっぷり中身が残った一升瓶は宙を舞い…………。
「ふぇっ!?」
蘭子ちゃんの手に納まりました。
「あれじゃ!」
「あいつが持っとる!」
「取り返せ、取り返せーっ!!」
「ぴいいっ!? 押し寄せる魔獣の軍勢ーっ!?」
「蘭子ちゃん、外! 座敷の外にそれ、投げてっ!!」
叫ぶ私。慌てる蘭子ちゃん。
蘭子ちゃんは私と瓶を見比べて、ぐっと覚悟を決め。
「ばるすーーーーーーーーーっ!!!」
(訳:えいやーーーーーーーーーっ!!!)
ぽいっ、と。
まだ八割方中身の入ったそれを、思い切って空に投げ捨てちゃいました。
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