113: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2017/12/16(土) 01:30:22.12 ID:Qezuh/qr0
「えーっと……」
「むぅぅう……!!」
「……危ないことして、すいませんでした」
「………………許しますっ」
でも考えてみれば、こっちもあんまり人の事は言えなかったりして。
「……私も、危なっかしいことしてごめんなさい」
「むむ。うん、許す」
ぺっこりと、二人同時に頭を下げてお互い様。
「……ぷふっ」
「あははっ……」
どちらからともなく、笑い声が漏れて。
それはそれとしてクタクタに疲れちゃってた私達は、並んでその場に横たわりました。
空にはもう、いくつもの星が瞬いていました。
遥か向こうで、点のような二つの飛行体が綺麗な軌道を描きます。
そのうち一つが針路をこっちに向けるのが、地上からでもはっきりわかりました。
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