イヴ・サンタクロース「高峯のあの事件簿・プレゼント/フォー/ユー」
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94: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2017/12/12(火) 22:45:53.19 ID:8PMV4OlW0
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幕間

とある路地裏

ルドルフ「あの白バイ諦めたかな、おっと!」

詩織「そこのバイク、止まりなさい」

ルドルフ「やれやれ、これはお手上げだね。ほら、止まったよ」

詩織「ルドルフと呼ばれていたトナカイですね……?」

ルドルフ「そうだよ」

詩織「与えられた任務は」

ルドルフ「逃走手段を考えて、皆を逃がすこと。成功したかな」

詩織「その通りですね……あなたがここにいること以外は」

ルドルフ「でも、俺はこれ限りだよ?情報もほとんど持ってないし」

詩織「わかっています……ですが、追った理由があります」

ルドルフ「理由なんてあるかな」

詩織「一番良いドライバーでしたから」

ルドルフ「え、勝負したいから追って来たの?」

詩織「私は……勝ちましたね?」

ルドルフ「うん、完敗だった。振り切れそうもなかった」

詩織「それで……満足です。失礼します」

ルドルフ「見逃すということは、誰かと繋がってる?」

詩織「さようなら……帰りは法定速度遵守をお願いします」

ルドルフ「助かっちゃったけど……やっぱり、悪いことなんてしないほうがいいね」

幕間 了



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