イヴ・サンタクロース「高峯のあの事件簿・プレゼント/フォー/ユー」
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◆ty.IaxZULXr/
[saga]
2017/12/12(火) 21:36:43.52 ID:8PMV4OlW0
晶葉「いつの間に」
ブリッツェン「人を見るのが仕事だからな。何を言い合ってた?」
雪乃「いいえ、何でもありませんわ。お気遣いありがとうございますわ」
ブリッツェン「バレンタインの姉ちゃんはそういう気遣いが出来るみたいだが、今は無用だ。何を言ってたんだ?」
ほたる「……私のせいだって」
ブリッツェン「……へぇ」
ほたる「皆を巻き込んでしまったって」
ブリッツェン「……」
ほたる「……ごめんなさい」
ブリッツェン「丁度良かった、コメット!こっちに来てくれ」
コメット「どうした」
コメット
トナカイの一人。ゴーグルの下にはメガネもあるようだ。手先は器用じゃないか、と晶葉談。
ブリッツェン「この子、見てくれるか」
コメット「どうした、顔色が悪いぞ……見せてみろ」
雪乃「貴方に、でしょうか」
コメット「これでも医者だった、その誇りは捨ててない」
ブリッツェン「口は悪いが、本心だぜ。いいか?」
晶葉「私は信じても良いと思うが。でも、医者からテロリストになるワケがわからない」
コメット「金のためだ。これでいいか」
ブリッツェン「これも本心だぜ」
晶葉「まぁ、私はそれでいいか。雪乃はどう思う?」
雪乃「ええ、ほたるさんは良いですか」
ほたる「……はい」
コメット「失礼する」
ほたる「……」
コメット「冷えたわけではなさそうだな」
ブリッツェン「俺から、さっきのことを否定させてもらう。悪いのは俺らだ」
雪乃「……」
ブリッツェン「意識的に人質に取った。100%、俺らが悪いんだ」
コメット「脈を……フム」
ブリッツェン「だから、怨むなら俺らを怨め」
ほたる「……でも」
ブリッツェン「気持ちはわかるぜ。俺も運が悪くて色んなことを諦めた奴を見てきた」
コメット「君、彼女はいつからこの様子だ?」
晶葉「何時と言われると、最初からか?」
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