周子「あたしの魔法使いさん」
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4: ◆ukgSfceGys[saga]
2017/12/12(火) 01:08:04.08 ID:80fZfBBj0

ポーンポーンポーン

あ、時計の音がなった。訂正、昨日はあたしの誕生日だったのだ。


5: ◆ukgSfceGys[saga]
2017/12/12(火) 01:10:52.09 ID:80fZfBBj0

――話は少し前に戻る

今日はあたしの誕生日ということで、夜に事務所での誕生日パーティーが企画されていた。

以下略 AAS



6: ◆ukgSfceGys[saga]
2017/12/12(火) 01:13:11.14 ID:80fZfBBj0

楽しい時ほどあっという間に過ぎるということは事実のようで、始まったばかりと思ってたパーティーも
『宴もたけなわだが、未成年も多いから夜も更ける前に……』
ということで先ほど解散している。

以下略 AAS



7: ◆ukgSfceGys[saga]
2017/12/12(火) 01:13:59.22 ID:80fZfBBj0

「あら?周子はん、まだおったん?一緒に帰りまへんか?」

そこにひょっこり現れたのは待ち人ではなかったが、同じくらい大事な可愛い妹分だった。

以下略 AAS



8: ◆ukgSfceGys[saga]
2017/12/12(火) 01:14:50.82 ID:80fZfBBj0
「んー、まあ元から出られないって言ってたし。あたしのせいでPさんが忙しくなったのを考えるとあんまりワガママをいうのも、ね?」

「そないなこというて、ほんまはなぁ……?今日くらいワガママになってもええやない?」

理解の深いオンナを演じようとするも付き合いの深い妹分には即座に見抜かれる。
以下略 AAS



9: ◆ukgSfceGys[saga]
2017/12/12(火) 01:15:48.25 ID:80fZfBBj0

「まぁ事務所で待ってりゃ、帰ってきたPさんにきっと会えるでしょ。会えないなら会えないって連絡くれるはずだし。気長に待つとするわ」

「いじらしいなぁ……なら馬に蹴られんよう、お邪魔虫はさっさと退散するとしよか〜」

以下略 AAS



10: ◆ukgSfceGys[saga]
2017/12/12(火) 01:16:33.65 ID:80fZfBBj0
「…………全く」

とはいえ、発破をかけられたんじゃあ、姉貴分としては恥ずかしいところを見せられない。

Pさんから貰う物を貰って、ついでに貰うべき言葉も貰ってやろうじゃないの!
以下略 AAS



11: ◆ukgSfceGys[saga]
2017/12/12(火) 01:17:10.15 ID:80fZfBBj0

誰かが言ってたのをよく覚えてる。待てる女はいいオンナだと。

まあ遅くなるといっても、なんだかんだもう少しで来てくれるっしょ。

以下略 AAS



12: ◆ukgSfceGys[saga]
2017/12/12(火) 01:17:36.07 ID:80fZfBBj0

――そうして冒頭に戻る

今はもう魔法は解けてしまう時間帯だけど、あたしの怒りは解けずにいる。まあ所詮フリなんだけどね。

以下略 AAS



13: ◆ukgSfceGys[saga]
2017/12/12(火) 01:18:13.93 ID:80fZfBBj0

「そしたらPはんが両手を開けてきてくれはってな。困っている担当アイドルを助けに来てくれはったんやんやねぇ〜。」

「………………」

以下略 AAS



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