ムーディ勝山に受け流されたものたちが暮らしている街
1- 20
61:名無しNIPPER[saga]
2017/12/11(月) 22:50:54.18 ID:0EiW2Qh10
 ***

 その日私は、劇場を見つける。
 ふらりと入ってみる。
 使われた形跡のないその劇場は、
 カビと埃の匂いが空気中に充満している。

 小さな、古い劇場だ。
 観客席を全て埋めたとしても、
 その数は100をようやく超える程度のものだろう。

 それでも、舞台の上に立って、
 人でいっぱいになった席を前にすれば、
 さぞや気持ちが満たされることであろうな、
 と私は思う。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
94Res/40.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice