ムーディ勝山に受け流されたものたちが暮らしている街
1- 20
60:名無しNIPPER[saga]
2017/12/11(月) 22:28:32.89 ID:0EiW2Qh10

 二次会に行こうぜ、といかつい女性が言うので、
 言われるがままに私も彼女についていく。

 「ここだ」と案内された先は、
 怪しげなネオンが光るスナック。

 嫌な予感がしながらも、とりあえず
 扉を開けて中を覗いてみる。

 カウンターの中で、ボンデージ姿の女性が
 鞭を引っ張り「ア”−−−ッ」と叫んでいる。

「急用を思い出したのでここで失礼します」

「そうはいかないよ」と襟首をつかまれて
 店の中へと引きずり込まれる。

 それからのことはよく覚えていない。
 あくる朝、自室で目を覚ました私は、
 体に走るみみずばれと、何か大切なものを失くしたような
 喪失感だけを昨夜の名残として携えていた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
94Res/40.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice