【ミリマス】白石紬「彼女の笑顔はミリオンドル」
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6: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/03(日) 00:25:49.33 ID:IeQoE4Hm0
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さて――劇場での騒動も落着し、麗花さんと二人、通い慣れた商店街へとお仕事に参った私たち。
「麗花、紬、今のところはオッケーだ。じゃあ俺は、これから別の現場に向かうから」
番組収録の休憩中、プロデューサーは呼びつけた私たちの顔を見比べると。
「……麗花、紬をサポートしてくれよ? 紬の方も、麗花をちゃんと見張っててくれ」
「大丈夫! 私にバッチリ任せてください♪」
明るく答えた麗花さんが、私を後ろからハグして続けます。
「紬ちゃんと一緒にスマイルスマイル♪ みんなが笑顔になるような、素敵な番組にしますから」
「うぅむ、自信があるだけにちと不安だが……。でもまっ、紬も麗花に負けないように、番組を笑顔で盛り上げて行ってくれ!」
「……それはつまり、ダメ出しでしょうか。私には笑顔が足りてないと?」
「違う違う! 笑顔は足りてる、足りてるから、その調子で楽しみながら仕事をしてくれってことさ」
「プロデューサー……今度は言うに事欠いて、お仕事を遊び半分にこなせなどという指示を!?
それほどまでにあなたは、私を不真面目なアイドルだとスタッフの皆さんに印象づけたいと言うのですか……?」
「言ってない! だから、そういう意味じゃなくってだな――」
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