勇者「よーし、いっちょ叛乱でもするか!」
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52: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/01/02(火) 15:59:03.36 ID:dpYftc7o0
闇商人『二箱分でよろしいですね。ヒヒッ』

先代勇者『十分だ。金貨5000枚だったな? ここにある。持っていくがいい』

軍師は目を見開いた。
金貨5000枚と言えば、庶民が必死に50年働き続けて、ようやく手にできるか否かの金額だ。
税をかけてもバルフの財政が豊かにならないのは、先代勇者が裏で闇商人と取引をしているためだったのだ。

軍師(何の取引だ? 話せ、一体何の取引をしている!)グッ

闇商人『それでは、私はこれで……。存分にお楽しみくだされ。ヒヒッ』

先代勇者『いつもありがとう。お前には助かっている』

闇商人『こちらこそ助かっております。最近、ガンジャも取り締まりが厳しくなってきましてね。自由に商いができなくなっているのですよ』

先代勇者『私は最高のお客様、というわけだな』

闇商人『そういうことです。ヒヒッ』

軍師(ガンジャだと……?)


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