三船美優「写真の向こうの想い」
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15: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 04:31:39.58 ID:crkVqtSl0
ゴユックリドウゾー

留美「それじゃ、Pくん話を」

P「分かりました」




 その日偶然――偶然ですよ。書店に向かってたら山田と三船さんが犬を連れて歩いてるのを見掛けて、声もかけられず遠巻きに眺めてました。

 2人が店に入った後もそれは変わらず、店の前で三船さんのワンちゃんと戯れてました。

 その時に車が来て、危ないから犬を動かすよう言われたんです。言われるがままリードを解いたところ、突然走り出し、そのまま引き摺られていきました。

 手を離したらマズイと思ってそのまま町中を走り回り、気付けば三船さんの家に着いてました。

 半泣きで親御さんにワンちゃんを渡してその日は逃げ帰ったんです。




P「その節は本当にご迷惑おかけしました」

美優「いえ、元は私の思慮不足ですし……それに、あの子を無事に連れ帰ってくれてありがとうございました」

P「いえいえ、引き摺られてただけですから、あの子が賢かったんです。この際だから言いますが、その一件の罪滅ぼしもかねて企画したのが、写真にある三船さんのお別れ会です」

瞳子「なるほど、初のPさんがプロデュースする舞台という訳ね」

P「そうなりますね」

留美「学生時代のPくんはどんな子だったのかしら?」

P「多分、今とさほど変わりませんよ」

瞳子「写真とか見てみたいわね。これには写ってないし」

P「写ってないですか……?」


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