24:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/28(火) 18:08:43.85 ID:TWqzOMXa0
月「お、おい、そんなフラフラで階段を下りようとするな。危ないだろ!」
粧裕「平気平気」
月「そんな訳あるか!」
月(そうやって粧裕を抱きかかえようとしたのだが)
粧裕「触んないで!!」
月「っ!?」
粧裕「あっ……よ、汚れるから! あたし、今げーげーでばっちいから!」
月(粧裕は僕を力なく突き飛ばした。その力は到底僕をたじろかせるようなものではなかったのに、僕は粧裕からの拒絶を受けてその場に立ち尽くしてしまう)
月(そのまま粧裕はふらふらと階段を下りて、階下から父さんと母さんの驚きとも安心ともとれる声が聞こえ僕もやっと足を動かすことが出来た)
月(不安はあった。だけど、数日するとその不安も殆ど無くなっていた)
月(粧裕が元に戻ったからだ。この数日が一体なんだったのかというほど粧裕はいつも通りの姿に戻ってくれたのだ)
月(いくつかの疑問はあった。しかし粧裕が元に戻ってくれたというだけで僕は安心してしまったんだ)
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