27: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:25:26.55 ID:/qQ60XGi0
志希「・・・さっき言ったことは、ウソのつもりじゃなかったんだよ。
アイドルできなくても、実験とかして自由に生きるのも悪くないかなって。」
志希「でもね、さっきあたしはアイドルだって言われたとき、うれしいって思っちゃった。
こんなになっても、あたしをアイドルとして扱ってくれるんだなって。」
28: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:26:40.71 ID:/qQ60XGi0
ここで半分くらいです。ちょっと休憩します
29: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:36:23.33 ID:/qQ60XGi0
周子が電話をかけてから一時間後、
リハビリセンターに美嘉とフレデリカがやってきた。
フレデリカ「シキちゃーん!」ダキッ
30: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:37:19.11 ID:/qQ60XGi0
−プロダクション・レッスン場
奏「ハァ・・・ハァ・・・」
奏「まだよ、まだ足りないわ。もっとレッスンしないと。でも・・・」
31: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:38:32.86 ID:/qQ60XGi0
前P「みなさん、お疲れ様です。少し、話したいことがあるのですが、よろしいですか?」
すごい物腰丁寧な人で、あたしやフレちゃんが好き勝手してても怒ることはなかった。
だから呼び出されたとき、なんだろうって思ったんだ。
32: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:39:03.96 ID:/qQ60XGi0
その後前Pさんが説明してくれたことをまとめると、
実家の母親の調子が悪い、これを機会に地元に戻り家業を継ぐことにする。
今度のライブを最後に引退する。そんな感じだったけど
アタシ達はみんなショックを受けていて、まともに理解できる状態じゃなかった。
33: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:39:52.08 ID:/qQ60XGi0
奏「美嘉!そこのステップ違うわ!もう一回最初から!」
美嘉「うひ〜!」
奏「フレデリカ!また勝手に予定と違う動きをしたわね。」
34: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:40:44.40 ID:/qQ60XGi0
レッスンは奏ちゃんを中心に今までにない厳しいものになった。
今まではある程度自由にやってたあたし達にも、厳しい訂正が入るようになった。特に・・・
奏「志希。5分遅刻よ。今度遅れてきたら許さないって、言ったわよね?」
35: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:41:50.21 ID:/qQ60XGi0
その日はステージの上での予行練習だった。
練習が一通り終わったあと、奏ちゃんは言ったんだ。
奏「みんな。このステージの上に残ってなさい。」
36: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:42:24.21 ID:/qQ60XGi0
奏「今度のライブは前Pさんに見せる最後のライブになるの。
最高のものにしないと、いけないのよ!」
確かにそのとおりだったよ。でもその時のあたしはもう頭に血が上っててね。
だから・・・言っちゃったの。
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