197: ◆GmHi5G5d.E[saga]
2017/11/26(日) 16:26:01.96 ID:HrKXx+5N0
ジャンヌ・ダルク?「……黙りなさい。貴女如きがこの戦いに関わる権利はありません」
ジャンヌ・ダルク?「宮殿で蝶よ花よと愛でられ、何もわからぬままに首を断ち切られた王妃に、我々の憎しみが理解できると?」
マリー「そうね、それはわからないわ。だから余計に貴女を知りたいの、竜の魔女」
ジャンヌ・ダルク?「……なに?」
マリー「わからないことは、わかるようにする。それがわたしの流儀です」
マリー「だから今の貴女を見過ごせない。ああ、ジャンヌ・ダルク。憧れの聖女! ……今のわたしにわかるのは、貴女はただ八つ当たりしているだけということ」
マリー「理由も不明、真意も不明、何もかも消息不明だなんて、日曜日にでかける少女のようでしてよ?」
トゥーフェイス「ハハハハ! 突然出て来てビビったが、高貴なたとえだ!」
ジャンヌ・ダルク?「黙りなさい!」
マリー「そんな貴女に向ける礼はありません。わたしはそこの、何もかも分かりやすいジャンヌ・ダルクと共に、意味不明な貴女の心を、その身体ごと手に入れるわ!」
マシュ「……な……」
ジャンヌ「え、えっと……はい?」
マリー「あ、しまった。しっぱいしっぱい。誤解なさらないで、今のは単に『王妃として私の足元に跪かせてやる』という意味ですから」
バットマン(……意識か無意識かは分からないが、この少女の演説で徐々に敵が一か所に集められつつある。……これなら脱出できる)ムクリ
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