バットマン「グランド……オーダー?」
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196: ◆GmHi5G5d.E[saga]
2017/11/26(日) 16:15:13.33 ID:HrKXx+5N0
???「……優雅ではありません。この街の有様も。その戦い方も。思想も主義もよろしくないわ」


バットマン(あれは……ガラスの……薔薇?)


ジャンヌ・ダルク?「何者です!」

???「貴女はそんなに美しいのに、血と憎悪でその身を縛ろうとしている。善であれ悪であれ、人間ってもっと軽やかにあるべきじゃないかしら?」

ジャンヌ・ダルク?「……サーヴァント、ですか」

???「ええ、そう。嬉しいわ、これが正義の味方として名乗りをあげる、というものなのね!」

???「貴女が誰かは知っています。貴女の強さ、恐ろしさも知っています。正直に告白してしまうと、今までで一番怖いと震えています」

???「それでも……貴女がこの国を侵すのなら、わたしはドレスを破ってでも、貴女に戦いを挑みます」

???「何故なら、それは……」


女装騎士「貴女、は……!?」

???「まあ、私の真名をご存知なのね! 知り合いかしら、素敵な女騎士さん?」


ジャンヌ・ダルク?「セイバー。彼女は何者?」

女装騎士「……」

ジャンヌ・ダルク?「……」答えなさい」

女装騎士「この殺戮の熱に浮かされる精神でも分かる。彼女の美しさは、私の目に焼き付いていますからね」


女装騎士「ヴェルサイユの華と謳われた少女。彼女は……マリー・アントワネット」


マシュ「マリー・アントワネット王妃!?」

バットマン(……という事は、あの騎士の名も自ずと割れる。マリー・アントワネットと接点がある女装騎士……あれはシュヴァリエ・デオン)

マリー「はい! ありがとう、私の名前を呼んでくれて!」


マリー「そしてその名前がある限り、どんなに愚かだろうとわたしはわたしの役割を演じます。我が愛しの国を荒らす竜の魔女さん。無駄でしょうけど質問をしてあげる」

マリー「貴女はこのわたしの前で、まだ狼藉を働くほど邪悪なのですか?」

マリー「革命を止められなかった愚かな王妃(わたし)以上に、自分は愚かな魔女であると公言するの?」


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