《仮面ライダービルド》龍我「香澄…」シャカシャカ
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/19(日) 18:04:20.99 ID:StDMNQRe0
俺の名前は万丈龍我!
葛城巧殺害の罪を何者かに被せられた俺は、自分の冤罪を晴らすために政府の目から逃れようとした。逃亡中に正体不明の怪物、スマッシュに襲われるところを戦兎に助けてもらったんだが、そのまま逃亡生活を過ごすはめになっちまった。
事件の真相を隠すために香澄を利用し、スマッシュにしたファウストが許せなかった俺は、生身の身体とこのドラゴンフルボトルを使い、ビルドと共にスマッシュと戦ってた。
そしてなんやかんや色々あって、遂に仮面ライダーに変身し、コウモリ野郎とスマッシュ(…紗羽さんだったけど)をぶっ飛ばしてやったんだ!
そんな俺に戦兎から話があると聞いて一人で待ってるんだが、一向に来る気配もねえ!
ったく相変わらずマイペースな奴だ…と思いつつマスターが久しぶりに淹れてくれた不味い珈琲をあおる。うん、今日も一段と不味い!
もう二度と飲みたくねーなーと、飲んだカップを荒くテーブルに置く。
戦兎を待つのに痺れを切らした俺は、遅いと怒鳴ってやろうと研究室に向かったんだ…その時、自分を止めていれば、あんなことは起きなかったのに…
俺はそこで起きた出来事を、絶対に忘れない。
そう、絶対に。
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/19(日) 18:27:28.09 ID:StDMNQRe0
龍我「うわっ、なんじゃこりゃ!」
研究室の有り様はひどく、実験が失敗したのか?とからかおうと考えたが煙がひどくなにも見えない。
龍我「おい戦兎!美空!大丈夫か?」
3:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/19(日) 18:37:47.15 ID:StDMNQRe0
香澄?「…」
龍我「なんで…お前が」
香澄…と思われる女は一言も喋らずじっと俺の目を見ている。
4:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/19(日) 18:45:31.40 ID:StDMNQRe0
香澄?「ほら、とりあえず涙ふいて」
龍我「え?あ、ああ」
指摘されてから、自分の目から流れていた涙に気づき、顔を拭う。
5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/19(日) 18:56:40.49 ID:StDMNQRe0
香澄「それから…化物になった私を止めてくれたあの人は…」
龍我「…戦兎のことか。そっちは大丈夫だ!ちょっとムカつくやつだけど、悪い奴じゃない」
香澄?「そう…私のこと、気にしてるかと思ったから…」
6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/19(日) 19:10:10.26 ID:StDMNQRe0
龍我「香澄…」
やはり暖かい。包まれている感じがひどく懐かしい。
香澄?「あなたは一人じゃない。自分一人で抱え込むことなんてないじゃない」
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