14: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/11/18(土) 06:56:10.08 ID:pc666ZQu0
《テレビ日ノ出では番組の予定を変更して、引き続き今回の臨時国会について掘り下げていきます。
無謀とも言える改憲・新法成立に向けて今国会を召集した南首相に対し、野党のみならず連立与党である公民党からも批判の声が上がっています。艦娘という、いってしまうなら“日本の軍国主義の亡霊”と見ることもできる存在に力を持たせすぎることは国民の────》
予想できたことだけど案の定いっそ清々しいほどの偏りぶりだ。この後の番組を目当てで点けていたらしい鳳翔さんは、厨房の奥から出てくるとため息と共にリモコンでチャンネルを他局に切り替えた。
15: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/11/18(土) 07:01:45.30 ID:pc666ZQu0
ただし、艦娘・鎮守府関連法案と自衛隊関連法案に限ると大きく事情が変わってくる。
(´Д`)「この二つに関しては、成否を決めるとき議員一人につき一票じゃなくて“衆議院に議席を持つ政党一つにつき一票”の割り振りで投票するんだ。後、その際“最低80%以上の賛同票”が得られてなければ賛成多数でも可決されない」
現在衆議院に一議席でも持っている政党は八つ。これらの各党首に、所謂“無所属”から公正を期してくじで選ばれた議員を一人加えた計十票が採決に使われる。
16: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/11/18(土) 07:03:03.11 ID:pc666ZQu0
前半……というより冒頭の更に微妙な位置ですが出勤時刻なので一旦切ります。本日夜に残り投下予定
17:名無しNIPPER[sage]
2017/11/18(土) 10:44:04.33 ID:uvhdzl9JO
大分離れてたけどやっぱブーン系っていいなあ
おつおつ
18:名無しNIPPER[sage]
2017/11/18(土) 13:34:12.45 ID:egzjUzrSO
>>7
守衛コンビニにみえた
19:名無しNIPPER[sage]
2017/11/18(土) 13:57:57.16 ID:fZRgV3iA0
おつおつ、イチャイチャしやがって…
だいぶ皮肉もきいてるけど、現実社会があれだしなあ…国民の安全保障を何だと思っているんだかw
20:名無しNIPPER[sage]
2017/11/18(土) 18:52:44.00 ID:7LQKLcEh0
乙
日本じゃ馴染みが薄いけど、退役軍人問題って世界的に見るとマジで深刻な問題なんだよね
ランボーで見た
21:名無しNIPPER[sage]
2017/11/18(土) 18:59:19.91 ID:gOeidNd80
退役軍人とか精神的には戦場で人生を終えたようなもんなんだろうな(´・ω・`)
22:名無しNIPPER[sage]
2017/11/18(土) 19:52:11.98 ID:EIYMVp38o
乙
こんな状況で情勢無視した反与党だけの政党が議席二桁も獲得できるとかどんだけだよww って笑えない現代日本orz
23: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/11/18(土) 22:03:26.48 ID:pc666ZQu0
深海棲艦の出現当時極秘裏に南首相から下された、自衛隊による武器使用常時無制限での深海棲艦攻撃許可。それは紛れもなく英断であり、日本が本土上陸を受けずにシーレーンを艦娘実装まで守り切った最も大きな要因でもある。
でも発覚当時、この問題は国内外で強烈な非難に晒された。
【侵略に対する防衛戦争】こそ日本は憲法上でも認められているものの、自衛隊の名が示すとおり日本は国外での戦争行為を“永久的に放棄”している。だが、当時の状況下で南政権が必要とあれば日本領海外での軍事行動も自衛隊の独断で決行する権限を与えていたとする情報がメディアに流出したことで、一気に問題は加熱してしまった。
24: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/11/18(土) 22:08:33.27 ID:pc666ZQu0
経済的に国際社会への影響力を未だに強く持っていた中国が動けば、同調する……せざるを得ない国は決して少なくない。また中国(と、真っ先にこの動きに足並みを揃えた韓国並びに北朝鮮)ほど強い感情ではないにしろ、日本という島国が強力かつ自由に使える軍事力を保有することによい感情を抱かない国も確かに存在する。
騒動開始から一ヵ月と経たずにロシアとイギリスが中国らの動きに同調し、アフリカ大陸の大多数の国家とヨーロッパの幾つかの国が更に追従する。粘り強く日本の立場に理解を示していたアメリカ、フランスもやがては中立に転じざるを得なくなり、中国が匂わせる経済制裁決議に恐れを成した日本の経団連もマスコミに働きかけ内部から南政権の行いを批判させた。
当然野党もこれに便乗し南首相による“軍国主義への回帰”とその象徴たる“艦娘”を連日のように批判・罵倒する中で、良くも悪くも「空気を読む」ことに長ける国民性も周囲のこうした雰囲気に影響され民間でも現政権に批判的な声が増えていく。支持率は急落し南首相の支持基盤である若年層ですら肯定派と否定派が半々で別れるようになったところで、限界に達した与党は国連からの勧告を承諾。
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