( ´Д`)離れ小島の提督さんのようです
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7: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/11/18(土) 06:21:25.04 ID:pc666ZQu0
司令室の前まで到着すると、いつもの守衛コンビ二人が僕らを海自式敬礼で出迎えてくれた。

| ^o^ |「ていとく かっか、ひしょかん どの」

|  ^o^ |「おはよう ございます」

「はい、おはよーさん」

(´Д`)「沼池一曹、磯子一曹、おはようございます」

沼池風夢(ぬまいけ・ふうむ)、磯子勇太郎(いそご・ゆうたろう)両一等海曹。身長190センチ近い長身を誇る沼池一曹に対して、磯子一曹は龍驤さんよりちょっと高いぐらいの背丈でしかない。漫画でよく見る凸凹コンビをそのまま現実に抜き出してきたかのように好対照な二人だが気は合うようで、勤務時間以外にも何かと一緒に居るのをよく見かける。共通する特徴である独特の間延びした話し方も合わさって、青ヶ島のみならず父島や八丈島など他の離島鎮守府でもそれなりに有名な二人組だ。

|  ^o^ |「しかし ほんとうにはやいですね。かならずこの時間に間に合うようこられる」

(´Д`)「それが職務ですから」

身分証も兼任しているカードキーを手渡すと、磯子一曹はちらりとそれを確認した後扉の脇に備え付けられた電子パネルに翳す。

甲高い電子音と共に、司令室のドアロックが外れた。

|  ^o^ |「○四五九、八頭進提督並びに秘書艦龍驤-02殿、司令室に入室を確認」

| ^o^ |「おやひしょかんどの。そういえばおかおがあかいようですがどうかしましたか?」

「きっ……気のせいや!」

| ^o^ |「まそっぷ」

|  ^o^ |「あれは いたい」

僕の後ろで沼池一曹が龍驤さんに話しかけたところ、彼の右頬でスパンっと小気味よい打撃音が響いた。

か、加減はされてたと思うけど大丈夫かな沼池一曹、完全に白目剥いてたけど………。


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