46:名無しNIPPER[saga]
2017/11/16(木) 23:57:12.65 ID:XYO4AVUMo
自信有りげに、頼りがいのあるような振る舞いで、私は自らの胸に左の掌を添える。
「ご安心ください。私、五十嵐響子が責任を持ってプロデューサーを自宅までお送りします」
はきはきと、断固たる意思を以って告げる。
「……送るって、えっ?」
困惑したように首を傾げるプロデューサーの姿が可愛らしくて少し心踊る。
責任ある大人の男性(ここが大事)がちょっとした隙に見せる愛らしい姿に心動かさらない女性が居るでしょうか。いや、居ないはずです。
「お世話になっているプロデューサーを無責任に返す訳にはいきません。ほら、私も女性ですから、近頃は物騒ですし」
ぽかん、としたプロデューサーの表情。
65Res/32.12 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20