36:名無しNIPPER
2017/11/14(火) 02:06:54.90 ID:QFzhJbeJ0
「いやいや、流石にそんなことないよ。ラフィが勝手に渡してきただけで……」
「ふぅーん」
「それよりさ、今日のお昼ご飯は」
37:名無しNIPPER
2017/11/14(火) 02:08:34.68 ID:QFzhJbeJ0
面倒見がよくまるでお母さんのような悪魔。
私の知るヴィーネとはそういった人物……いや悪魔だ。
38:名無しNIPPER
2017/11/14(火) 02:09:56.80 ID:QFzhJbeJ0
気になる気になってしまうと我慢が出来なくなってくる。
そう、今私の手には望みを叶える道具があるのだ。
震える手で拳銃を手に取る。
39:名無しNIPPER
2017/11/14(火) 02:12:55.14 ID:QFzhJbeJ0
これがサターニャだったならためらわず発砲できただろう。
だけどヴィーネにおいてはそうはいかない。
怒るときやイベント事を除けばこの悪魔は優しいのだ。
40:名無しNIPPER
2017/11/14(火) 02:15:01.30 ID:QFzhJbeJ0
「はぁ……はぁ……」
私の中でせめぎ合う天使と悪魔。
41:名無しNIPPER
2017/11/14(火) 02:17:10.02 ID:QFzhJbeJ0
「なあヴィーネ……」
「うん?どうしたの?」
42:名無しNIPPER
2017/11/14(火) 02:20:53.58 ID:QFzhJbeJ0
ヴィーネが信じられないものを見る目で私を見たとき罪悪感が私の胸を責め立てた。
ああ、どうしてこんなことをしてしまったのだろう。
手が震える……
43:名無しNIPPER[sage]
2017/11/15(水) 23:47:07.26 ID:TT0qbzKX0
続きはよ
44:名無しNIPPER
2017/11/21(火) 06:25:05.79 ID:BvJN/2Bm0
―――4―――
6歳ぐらいだろうか。
身長は私よりも小さい。
45:名無しNIPPER
2017/11/21(火) 06:27:19.48 ID:BvJN/2Bm0
「おねえさん?」
いつまでも反応がない私にヴィーネが不思議そうな顔をしている。
46:名無しNIPPER
2017/11/21(火) 06:29:41.43 ID:BvJN/2Bm0
ヴィーネが私の顔の前で小さい、それはもう愛らしい手を振る。
「あ、ありがとう」
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