45:名無しNIPPER[saga sage]
2017/11/09(木) 13:37:42.04 ID:/E20kLoAo
それから、翌日。
音楽の授業で、いよいよ合唱の練習が始まろうというとき、ありすはちょっと不安そうな顔をして、私を呼び止めた。
「私で大丈夫なんでしょうか」
無理もない。いままで、クラスメイトとは意図的に関わりを避けていたのだから。
私はポンとありすの肩を叩き、そして笑いかけた。
「大丈夫。みんな、ありすのことが好きなのよ」
「なんですか、それ」と、ありすは苦笑した。
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