相葉夕美「私が私でいるための」
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15: ◆m5V2DnGtwU[saga]
2017/11/09(木) 14:01:36.11 ID:nq6xVQ2U0

目的地の最寄り駅に着いて電車を降りる間際、私より少し年下くらいの女の子に「夕美さんですよね?いつも応援してますっ。」と、さり気なく声を掛けられた。

以前プロデューサーさんに指摘されたから、今日はわりとしっかり変装してるつもりだったけど、これでも分かっちゃうものなのかな?

以下略 AAS



16: ◆m5V2DnGtwU[saga]
2017/11/09(木) 14:11:16.08 ID:nq6xVQ2U0

駅から数分歩いて橋のたもとに差し掛かった頃、ようやく目的地の建物が見えてきた。私はまるでスキップでもするかのような軽やかな足取りで、その建物へだんだんと近づいていった。


お店の前に着いた時には、時刻は既に午後4時を回っていた。
以下略 AAS



17: ◆m5V2DnGtwU[saga]
2017/11/09(木) 14:27:44.32 ID:NNKC7f8n0

注文してから数分後、バターの香ばしい香りとふんわりとした甘い香りと共に、ようやく待望のリコッタパンケーキが姿を表した。

お皿の上には三段重ねのふんわりとした分厚いパンケーキ、それぞれの上にちょこんと乗せられたバター、縦にカットされた少し小さめのバナナ。サイドには備え付けのメープルシロップ。

以下略 AAS



18: ◆m5V2DnGtwU[saga]
2017/11/09(木) 14:30:33.01 ID:NNKC7f8n0
(リコッタパンケーキのイメージ画像だよ)
https://i.imgur.com/bpEQQHN.jpg


19: ◆m5V2DnGtwU[saga]
2017/11/09(木) 14:33:56.46 ID:NNKC7f8n0

想像と少しばかり違う。いやかなり違う。もっとこう、なんていうのかな、かわいらしいものを想像してたんだけどなぁ。いやまぁビジュアル的にはかわいらしいんだけどね?うーん、カロリー的にはちょっとかわいくないかなぁ...。

――頼んじゃったものはしょうがない。明日のレッスン、プロデューサーさんにお願いして少し増やしてもらわないとっ。

以下略 AAS



20: ◆m5V2DnGtwU[saga]
2017/11/09(木) 14:39:24.20 ID:NNKC7f8n0

さながらセレブにでもなったかのような気分を楽しみながら食べ進めていると、あっという間にひと皿をぺろっと平らげてしまった。リコッタパンケーキ、恐るべし。今度また誰かと一緒に来たいなっ。

     ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



21: ◆m5V2DnGtwU[sage saga]
2017/11/09(木) 14:50:52.31 ID:NNKC7f8n0
残りのあと少しは夜に投下します。
マイペースで申し訳ないです。
イメージ画像が貼れてるか怪しいので、再度貼り直しておきます。


22: ◆m5V2DnGtwU[sage saga]
2017/11/09(木) 14:52:00.86 ID:NNKC7f8n0
(リコッタパンケーキの参考画像だよ)
fsm.vip2ch.com


23: ◆m5V2DnGtwU[saga]
2017/11/09(木) 19:40:55.49 ID:NNKC7f8n0

時刻は午後6時半。お腹をすっかり満たしてお店を出た私は、この辺り一帯を見晴らせる展望台へ向かうためにバスに揺られていた。
もう日は落ちて辺りはすっかりと暗くなり、日中の賑やかな雰囲気はどこかへと消え去ってしまった。

バスは比較的すぐに最寄りのバス停に到着し、都会の夜風に当たりながら少し歩くと、目的地である建物が見えてきた。
以下略 AAS



24: ◆m5V2DnGtwU[saga]
2017/11/09(木) 19:52:57.48 ID:NNKC7f8n0

順番を少し待ち、ようやくエレベーターへ乗り込んだ。
エレベーターは40秒ほど上昇を続け、その扉が開いた瞬間、眼下に広がる美しい夜景が姿を表した。

まるでそこに何も無いと思わせるほどに漆黒に染まる夜の海と、建物や観覧車のきらびやかな彩光のコントラストが幻想的な風景を生み出していた。
以下略 AAS



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