24: ◆m5V2DnGtwU[saga]
2017/11/09(木) 19:52:57.48 ID:NNKC7f8n0
順番を少し待ち、ようやくエレベーターへ乗り込んだ。
エレベーターは40秒ほど上昇を続け、その扉が開いた瞬間、眼下に広がる美しい夜景が姿を表した。
まるでそこに何も無いと思わせるほどに漆黒に染まる夜の海と、建物や観覧車のきらびやかな彩光のコントラストが幻想的な風景を生み出していた。
ふと、幼少期にこの場所へ来た時の事を思い出した。あの時は確か昼間だったかな。眼下で動く車を見て興奮したのを今でも覚えている。
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