541:名無しNIPPER
2020/07/02(木) 20:10:06.57 ID:xBNddiV40
私はバタバタと慌てて玄関まで走り、お兄さんを出迎える準備をする。
お兄さんが濡れているかも知れないから、タオルを片手に持ち、ドアのチェーンを外した。
金属を擦る無機質な音が聞こえてから一拍、ドアがきぃ、と開いた。
「ただいま、サンディ」
「おかえりなさい、お兄さん」
優しく微笑む彼の顔を見て、私は嬉しくなり、笑顔を返す。
そして手に持っていたタオルを渡すと、ありがとう、と受け取ってくれた。
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