51:名無しNIPPER[saga]
2017/11/09(木) 23:22:56.59 ID:o6ummrG70
すぐさま引き出しの拳銃を握りしめて駆け出した。
昨日は彼女をベッドに運んで、僕はそのままソファで眠っていた。
だからこそ、さっき寝室から聞こえてきた大声はサンディだろう。
一体なにがあったのか。もしや組織の残党が連れ戻しに来たのか。
口元に垂れたコーヒーと頭に浮かぶ不安は拭えぬまま、急いで寝室に駆け込んだ。
「サンディ、無事か!?」
そこで見たものは。
ベッドの上で深々と土下座をして迎えてくれた、年端もいかない少女の姿だった。
なんちゅう美しいフォームで頭をさげるんだこの子は。
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