482:名無しNIPPER[saga]
2019/04/02(火) 16:49:05.50 ID:YmoQ0jae0
それからしばらく喫茶店でココアを堪能したのち、僕とサンディは帰路に就いていた。
帰り道の途中にある、街灯のオレンジ色に淡く灯る光が、僕らを緩く照らしてくれる。
サンディは僕の少し後ろを歩いているようだ。
がさがさと紙袋の擦れる音で、彼女がしっかりついて来てくれているのが分かる。
僕は僕で、サンディから貰ったチョコレートを割らないように
普段よりも注意深く歩いている。
鞄にしまったチョコレート、添えられたメッセージカードの真心が嬉しい。
僕もメッセージくらいは準備しておくべきだったかな。
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