478:名無しNIPPER[saga]
2019/04/02(火) 16:03:20.09 ID:YmoQ0jae0
今日も色々な本を購入しているのか、紙袋はパンパンになっていた。
行きつけの本屋のロゴが入った袋の他に、見慣れぬ名前のお店の名前の袋がある。
はてこれは一体何だろうと思いつつ、まずは買った本でも聞いておきたい。
「サンディ、今日は何を買ったの?」
「えっと、お料理の本と、お勉強の本です」
「そっか。自分の好きな本とか買えたのかい?」
「はい。お勉強自体は好きですし、最近はお料理も楽しいです」
「そうだね。サンディはどんどん料理上手になっているから、これからの食卓が楽しみだなぁ」
僕がそういうと、サンディはコクコクと首を縦に振りながら
お任せください、お兄さんの健康のためにも更に腕に磨きをかけます、と
片手に拳を軽く作る素振りで意気込んでいる。
その仕草を見て、うちの子本当に可愛いんですよ、と危うく絶叫しそうになってしまった。
最近本当に目に入れても痛くない程度にまでサンディの可愛さ度数が上昇しているから、
ちょっと気を緩めたらすぐお小遣いを上げそうになってしまう。
これって親戚のオジサン化現象らしいのよね。
ハードボイルド強度が下がってしまう行は程々にしたい事と、
金銭感覚を身に着けさせる意味合いで、その欲求はグッと堪えた。
ほんま魔性のガールやでサンディはん……。
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