451:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 23:21:24.24 ID:4uI/TZsD0
そんな事を露知らず、サンディは夜空を仰いでいた。
雲は少なめ。視界は良好。
星の輝きは特になく、ぼつんと黄色の欠けた月が申し訳程度に浮かんでいる。
「この真っ暗な景色に、色がつくんですね」
「うん、きっと綺麗だよ」
「はい、ワクワクします」
そう言って、吸い込まれそうなほどキラキラした目で再び空を見上げた。
見えない筈の星空を瞳に映しているかのようだ。
598Res/293.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20