452:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 23:35:06.44 ID:4uI/TZsD0
彼女が日本に来てから数ヶ月。
そのほとんどは、僕との生活の思い出になっているだろう。
虐げられてきた彼女は、昔の記憶に今も苛まれている。
僕は、サンディに、幸せを一房でも与えられているのだろうか。
誰かの幸せを願うような、幸せな気持ちでいっぱいだから。
彼女の笑顔が続くような日々を思うばかりで、自分がしっかり事を成しているのか自信は皆無で。
蕾のような子に綺麗な花を咲かせてあげることはできるのか。
もうすぐ秋が来る。
別れになるかは分からないが、一つの終わりがやってくる。
もしそうなった際に、僕との思い出が美しいもので彩られますように、と。
愛しい気持ちで僕は祈るのだ。
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