392:名無しNIPPER[saga]
2018/06/09(土) 00:43:03.39 ID:JHw0RtO20
サンディはもじもじしながら、僕に一つ質問を投げかけた。
「お、お兄さんは、私のそういう姿を見たいとか、思いますか……?」
「勿論だよ。君のウェディングドレスを見る事を、僕の人生目標にでもしようかなぁ」
なんて冗談交じりに言ってみる。
するとサンディは大きい目をキラキラさせたかと思うと、とたん僕の胸に飛び込んできた。
顔を胸元に埋められて後頭部しか見えないゆえ、どういう表情をしているのか読み取る事はできない。
うずまってきた胸の内側で彼女は言葉を紡いだ。
「じゃあ、いちばんちかくで、みてくださいね……!!」
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