243:名無しNIPPER[saga]
2017/12/12(火) 03:05:27.83 ID:sLz/PBVL0
それから少し遊園地の飾りつけを見て回り、気が付いたら観覧車に並ぶ良い時間となっていた。
係員の方に整理券を渡して、優先列に並ぶ。
244:名無しNIPPER[saga]
2017/12/12(火) 03:19:53.26 ID:sLz/PBVL0
プレゼントに対して、私は何か返せるものがないのか訊ねてみた。
お兄さんは「気にしないで」の一点張り。
245:名無しNIPPER[saga]
2017/12/12(火) 03:21:42.94 ID:sLz/PBVL0
素敵な時間はあっという間に過ぎていく。
遊園地にもっと長くいたいという気持ちは強い。
246:名無しNIPPER[saga]
2017/12/12(火) 03:50:39.93 ID:sLz/PBVL0
家に戻ると、お兄さんはいそいそと何かの準備を始めた。
その間に私はラッピングされたプレゼントを開ける事に。
247:名無しNIPPER[saga]
2017/12/12(火) 03:53:11.57 ID:sLz/PBVL0
まず最初に映っていたのは、どこかの大きな施設。
色んな人種の子どもたちが楽しそうにはしゃいでいる姿が映し出されている。
248:名無しNIPPER[saga]
2017/12/12(火) 03:54:37.49 ID:sLz/PBVL0
そして次の場面転換では、空いた部屋に二人が並んで座っていた。
二人はまじまじとした顔でカメラを見つめている。
249:名無しNIPPER[saga]
2017/12/12(火) 04:03:48.71 ID:sLz/PBVL0
“あー、いま、もう撮れてるの? 撮れてる? なら良かった。
サンディ。元気にしてる?
250:名無しNIPPER[saga]
2017/12/12(火) 04:07:29.79 ID:sLz/PBVL0
『やっほー。サンディ、私のこと忘れてないよね?
私もイザベルと一緒の孤児院にいるんだ。
251:名無しNIPPER[saga]
2017/12/12(火) 04:09:14.53 ID:sLz/PBVL0
“それとね。あたし達、貴方にどうしても伝えなくちゃいけない事があるの”
252:名無しNIPPER[saga]
2017/12/12(火) 04:10:25.69 ID:sLz/PBVL0
サンディ、助けてくれて、ありがとう。
253:名無しNIPPER[saga]
2017/12/12(火) 04:12:07.22 ID:sLz/PBVL0
『辛かったとき、一緒にぬくぬくしてくれて、ありがとう』
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