205:名無しNIPPER[saga]
2017/11/25(土) 12:06:36.06 ID:KdyHe2Zm0
コンクリートの冷たい床、薄手の毛布、首輪と鎖。
自分が過ごしてきた寝床として思い出せる記憶だ。
寒さとひもじさで最初は泣いていた。
泣いていると折檻をされるから、次は笑うようになった。
笑っていても折檻をされるから、次は怒るようになった。
怒っていても折檻をされるから、次は喜ぶようになった。
喜んでいても折檻をされるから、もうどうしようもなかった。
もう、どうしようもなかった。
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