170:名無しNIPPER[saga]
2017/11/16(木) 02:18:09.21 ID:qrdjbAqX0
タルトを一齧りしたサンディの目がキラキラ輝いた。
目は口程に物を言うというのはこの事か。なんて分かり易いんだろう。
うん、人のものが欲しくなるというのは、大人として流石にそれはない。
ただ、少しばかりタルトが美味しそうなので、もしかしたら僕にも取っておいてあるんじゃないかとも思ってしまう。
一縷の望みを抱きつつ、訊ねてみた。
「マスター、僕の分は?」
「520円だ」
「ですよね」
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