47: ◆/dCcy0t.c.[saga]
2017/11/11(土) 00:42:41.36 ID:aeHp99P40
その時、大きなトラックが店の前に停まった
同時に店の中から大勢人が出てきて、慎重にピアノを運び入れている
梨子「……」
曜「……」
私はそれを、ただじっと見つめた
梱包の隙間から見えたマークは、忘れられるはずもない、思い出のもの
梨子「―――ビンテージの最高級品よ。昔行ったコンサートで聴いた音色が、今でも頭に残っているの」
曜「そう、なんですか」
店の奥へとピアノが消える瞬間まで、私は目が離せなかった
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