202: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/01/09(火) 16:01:46.64 ID:stzXCINl0
勇者「野宿と、食料の現地調達で凌いだ」
商人(・・・まじかよ)
王都にまで届く勇者の冒険譚
その物語とは、大きくかけ離れた勇者の旅の真実に
商人のみならず議場に居る全ての人間が絶句していた
商人「み、みなさんお聞きになられましたとおり、勇者は困難な旅を成し遂げました」
商人「それでもなお、魔族の境遇に憐憫の情を抱く。とても優しい男なのです!」
商人「ぜひ、その寛大な心で勇者の申し上げたことに幾何かの心を傾けていただきたい」
商人「陛下!陛下は、魔族の低賃金労働について如何に思われますか?」
王「ふむ、残念ながら商人よ。魔族の賃金については、我が国の外交局通商部が魔王との合意の下で算定しておる」
王「行政府の管轄で、私には何ら権限は無い」
勇者「な、なんだって!じゃあ俺は何のために帰ってきたんだ!あの奏上は一体何だったんだ!」
魔法使い(あ、やっぱりわかってない)
戦士(奏上の名を借りて、議員たちに問題を認識してもらうって筋書きだったのを全く理解してない・・・)
王「まあ、その上で儂の意見を申すならば・・・」
王「『なんら問題は無い』である」
勇者「はあ!?」
王「魔王との合意は文書にもしてある。魔王も一度は合意したことなのだ」
王「それをいまさら、自身の都合で変えようなど外交を馬鹿にしている」
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