盗賊「勇者様!もう勘弁なりません!」
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170: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/12/31(日) 15:41:00.64 ID:bGx85dA80


屈強議員「勇者一行に足りない物、それは経験だ」


「そんなわけがあるか、勇者様達はこの一年、各地の魔物を倒してきたんだぞ」


屈強議員「そう、勇者殿たちがこの一年相手にしてきたのは魔物達ばかりということだ」


「つ、つまり対人戦闘における経験値がないということか?」


「いや勇者様は旅立つ前に剣の訓練を積んでいると聞く、それにかの戦士だって王都一の道場に勤める者だぞ」


屈強議員「対人経験値が無いとは言わんさ、だが短期間での訓練では、その経験値も骨身にまで染み込まないものさ」


屈強議員「戦士殿だってそうさ、道場剣術など実戦の経験値に比べれば屁にも劣る。そのうえ、まる一年も知性無き獣とばかり戦っていたら腕だって訛るさ」


屈強議員「先ほどの戦士殿の戦いぶりがまさにそれを物語っている」


「と、いうと?」


屈強議員「言葉で惑わされ戦闘中に相手から目をそらす、そんな過ちはそこらの兵士ですら犯さんよ」


「しかし、それだけのことで勇者様が、どこの馬の骨と知れぬやつに手こずるなど」


「そ、そうだ!例え剣で遅れたとしても、勇者様には魔法があるだろう!」


屈強議員「それについては私たちが原因だ」


「な、なぜだ?私たちが原因だと」


屈強議員「周りを見てみろ、議員たちが誰一人として逃げ出そうとせず戦いの行方に魅入られている」


屈強議員「勇者殿の魔法は、天を穿ち、地を裂くと聞く」


屈強議員「議員たちに被害を出さないために、勇者殿は魔法が繰り出せないのだ」


「なるほどお・・・」


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