盗賊「勇者様!もう勘弁なりません!」
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145: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/12/29(金) 18:56:41.74 ID:NbpFE6EO0


賢者「たらふく飲んで厠へ行って、盗賊ちゃんと接触しよう作戦ですよ。君が、眠っちゃった後。目覚めた遊び人ちゃんに実行してもらったんですよ」


賢者「ちなみに、私がやろうとしましたが監視ががっつりついて失敗しました」


盗賊「とにかく、報告は以上です!わかったら、私についてきてください!」


商人「だ、そうです。どうしましょうか騎士さん」


騎士「まず、みんなの意見を聞きたいかな」


賢者「城外に逃げるのは反対ですね。職務放棄ととられかねない」


賢者「大臣の執務室に行きましょう。あそこなら近衛兵も手出しが容易ではないうえに、私たちは大臣の部下、勝手に部屋に入ったとしても問題ないはずです」


遊び人「いえ、私たちの処遇は議会の結末にあるとみました。それに私たちの見たものが、この国の行く末を左右することにもなるでしょう」


遊び人「この国の事を思うなら、議場に向かうべきです」


盗賊「先が分らない以上、陛下と大臣の両方から身をひそめるべきです!」


盗賊「仮に大臣が政争に勝利したとしても、大臣は・・・信用成らない人です。勇者裏切りの件もありますし、みなさんの安全のほうが優先です!」


遊び人「勇者の裏切り!?」


賢者「ああ、言ってませんでしたね。端的に言うと、勇者が魔王に懐柔されました」


遊び人「あんのクソガキ!」


賢者「こ、言葉遣いは丁寧に」


騎士「・・・まったく、何もかも急すぎて困ってしまうなあ。さて商人君、君はどう思う?」


商人「盗賊ちゃん・・・勇者が戻ってきてるんだよな?」


盗賊「・・・はい」


商人「だったら、俺がやりたいことは一つです」


商人「・・・勇者に一発ゲンコツをたたき込みに行きましょうや」


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