ダクネス「私がMの理由?」
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12:名無しNIPPER[saga]
2017/11/05(日) 15:06:15.78 ID:Gd9bkNQm0
ダクネス「それから何年かした後に奴から別れの挨拶を切り出された」

ダクネス「彼は若きながらの魔王討伐軍のルーキーとして名を上げていて、本格的に魔王軍を討伐する為、勇者として苦戦している前線パーティに加勢する事になったらしい」

ダクネス「長旅になるからしばらく会えないって…」

ダクネス「『しばらく相手できないけど寂しくない?』とか『何かあったらすぐに手紙で伝えろよ?』だとか…」

ダクネス「最後の最後まで私の事ばかり優先してな…」

カズマ「…」

ダクネス「それからというもの、修行や今でも度々起きる陰口…辛い事があった時にはいつも彼の事を思い出して…夜夢の中で慰めてもらって…」

ダクネス「何時しか大事な人がいつでもどこでも…隣にいるように…そう感じるようになってって…段々それが嬉しく…なってきて…」

カズマ「要するに逆にその痛みに快感を感じてそっち系に走ってしまったんですね分かります」

ダクネス「…ま、まぁ大体合っている」

カズマ「何だよ〜拍子抜けだぜ。途中まではイイハナシダナ-感満載だったってのに…」

カズマ「一瞬でお前の初恋終わったな」

ダクネス「は、初恋と言うのか?コレは…」

カズマ「完全に夢見るヒロインと化していたぞお前」

カズマ「大体この間お前そーいう男は生理的に受け付けないとか言ってなかったか?そこら辺どうなんだよ」

ダクネス「あ…うん……今はあまり興味ないかな」

カズマ「勇者様可哀想っ!?」




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