11:名無しNIPPER[saga]
2017/11/05(日) 14:15:07.08 ID:Gd9bkNQm0
ダクネス「だが数ヶ月過ぎると邸での騒動も悪い噂も突然途絶えてしまってな」
ダクネス「気になってある日窓から外を覗き込んでみたのだ」
ダクネス「すると嫌がらせをしていた連中の前に私と同い年位の少年が立ちはだかっていて…」
ダクネス「『別に自分達に悪い事した訳じゃないだろ!』とか」
ダクネス「『気に食わないとか憂さ晴らしで行っていい範囲では無い』とか『度が過ぎる』とか喝を入れていてな…」
ダクネス「どうやら彼1人の手で一連の嫌がらせを抑え込んでくれたらしい。恐ろしい奴だったよ…」
カズマ「……」
カズマ(…ん?コレは…)
ダクネス「…でそれについてお礼にと一緒に茶を楽しんだのをきっかけに頻繁に彼と話すようになって」
ダクネス「日課のように毎朝私の部屋の窓にやって来て…ある時には私の愚痴を聞いてくれたり、ある時は私の相談に乗ってくれたり…」
ダクネス「…ホント…その……気楽になれる相手だったな、そいつとは」
カズマ(どっかの漫画で見た事あるような背景ですねぇ…)
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