神谷奈緒「マーキング」
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21:名無しNIPPER[saga]
2017/11/16(木) 22:55:20.27 ID:OJo9ffcO0
……………


………








人通りの多い繁華街の交差点前。


都会の喧騒に包まれ、人の往来が激しく混み合う場所。


老若男女、様々な世代の人々が右に左とあちこちにへと行き交う中、少女―――神谷奈緒は一人立ち止まっていた。


「……遅いなぁ。まだ来ないのかよ」


待ち人が来ない事に苛立ち、彼女はぼそりとそう呟く。


この日、彼女は放課後に離れた友人と遊ぶ約束をしており、その為にここに来ていた。


だが、待ち合わせ時間はとっくに過ぎているにも関わらず、その相手はいまだにやっては来ない。


何度も何度も腕時計の時刻を確認してみるが、事態は一向に変わる気配は無い。無情にも時は過ぎ去っていくばかり。





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