【安価】P「おお、よくぞきてくれた勇者幸子よ」
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93:名無しNIPPER[saga]
2017/12/06(水) 00:30:18.55 ID:VQRhnwYO0
作家の霊「勢いで作ったその魔女の話がなかなかウケが良くてねぇ!」
幸子「う、ウケ…?」
作家の霊「いじめられていた女の子がやたらとその魔女の話を聞きたがってね…。勢いで作ったものだし、特にオチも考えていなかった僕は、また今度話すと言ったのさ。そうしたら、楽しみにしている。友達も連れてくると言ってきてね…。僕は急いで家に帰り話の続きを考えたよ」
幸子「なるほど………。え、まさか…たくさんのローブって…」
作家の霊「察しがいいねぇ!そう、あれは全部僕が作ったのさ!言い忘れていたが僕は服を作ることに関しても自信があるんだ!魔女の話の続きを女の子やその友達に聞かせる時に、雰囲気を出すためにローブを着せてあげようと思ってね!」
幸子「あーははは…なるほど…全てが納得いきました…」
作家の霊「ま、そういうことさ。これが魔女の噂の真相だよ。ちなみに僕は、その魔女の物語を完結させる前にこの書斎で病気か何かで死んでしまったんだ…。だから、その女の子や友達には…続きを聞かせてあげることは出来なかった…それが心残りだよ…」
幸子「そうだったんですね……。もしかしてそれが理由で幽霊になってここに残っているんですか…?」
作家の霊「……おそらく…ね…」
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