鬼姫「わたしの愛は美しいでしょう?」
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8: ◆IULkuZ.Noal.[saga]
2017/10/29(日) 20:18:56.55 ID:hGr+6DsHO

鬼姫「あっ…出てる……んっ…」

出てるんじゃなくて『出させた』んだろうが。

俺はあちこち痛くてそれどころじゃないんだよ。

さっさとどけ、気色悪い。


鬼姫「あんっ……もう少し余韻に浸らせてくれてもいいじゃない。いじわる」


黙れ塵女、終わったんならさっさと出て行け。

大体、そんな風に頬を膨らませて拗ねたって全然可愛くないんだよ。

俺にこんな仕打ちをしておきながら、そんな表情を作れるなんてどうかしてる。


鬼姫「こんなに愛しているのに、あなたはいつになったら愛してくれるの?」


死ぬまで有り得ない。死んでも有り得ない。

お前を愛するだと? そうなったら俺もいよいよ終わりだな。


鬼姫「くすくす。まあいいわ、必ず虜にしてみせるから。じゃあ、またね……」


こいつが出て行くと痛みが消え失せる。いつものことだが、これがキツい。



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