【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
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◆k5OCMHkyEc
[saga]
2017/11/29(水) 03:39:28.20 ID:qCwL35SI0
「うぅ…。狭いとはいえ、なにも食堂で着替えなくても…」
せっかく二つの大浴場があるのだから、そちらで着替えた方が色々と良かった気がするが。
発育のいい娘が多かった先ほどの光景は、些か提督には刺激が強すぎた。
「司令官ー!良かった…やっと見つかった…」
ぜぇぜぇと息を切らす水無月。なぜ自分を捜していたのか分からない提督は、
「どうした?何かあったのか?」
と問い掛ける。対する水無月の返答は、意外とあっさりとしていた。
「あ、うん…。さっちんが酔ってるから、介抱してほしいんだ」
「…え!?皐月は結構お酒に強かったはずだけど…。あ」
そこで昨日、長門は一杯だけしか飲んでいなかったことを思い出す。
「まさか…。あのワイン一本を丸々飲んだんじゃ…」
「飲んでたね。少し前から」
いつの間にワインを貰っていたのだろうか。調査を頼んでから、長門はずっと寝ていたはずなのに。
だが、酔っている人を放置するわけにはいかない。
早く行った方が良さそうだが、まずは現状を確認しなければ。
「皐月はご飯を食べたのか?」
水無月は首を横に振りながら答える。
「ううん。何も食べてないよ」
とすると、お粥とかを作った方がいいか。お酒だけというのは非常に不味い。
「じゃあ、俺は簡単な食事を作ってから行くよ」
「分かった。こっちもさっちんに言っておくね」
勢いよく走り出す水無月。駆逐艦の娘はよく、あんなに元気に走れるものだ。
――俺は、本を読んでただけだったしな。…それが、あれの原因だったんだろうけど。
「ぐ…!う…!?」
よろめいた提督は、壁にもたれ掛かる。
「嫌だ…。嫌なのに…どうして皆は俺を…」
忌まわしき記憶。それは、ふとしたことで簡単に蘇る。
心の傷を治すには、それを乗り越えるか、違うもので塞ぐしかない。
「…大丈夫だ…。同じ目に遭うことは、今はないから…」
しかし今は、目を背けて誤魔化すことしか出来ない。
乗り越えられる心の強さが今の彼には無い。
既に彼の心は、何度も壊されているから。
たとえ癒えたとしても、傷ついた、壊れた事実は変わらない。
その傷は確かに、提督の心を蝕んでいる。
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