【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
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◆k5OCMHkyEc
[saga]
2017/11/29(水) 03:38:48.51 ID:qCwL35SI0
某日 トラック泊地
「ラバウル基地の提督と仲が良いみたいだが、どういう関係なんだ?」
ライトで照らされた密室で、中年太りの男性が問う。
「どういうって…。先輩後輩ってだけっすよ。大将殿」
言葉とは裏腹に、少将――後輩提督――は鋭い眼つきで大将を見やる。
彼女は一つの疑念を大本営に抱いていた。
一定の戦果を常に挙げている先輩が、いつまで経っても少佐から昇格出来ていないのだ。
一年提督として勤務すれば中佐まで、二年なら大佐まで昇格するのを約束されているのに。
そして、先輩と連絡出来ないようになっている。
電話に至っては、電話番号そのものが消滅している不自然さだ。
――もしや、先輩は大本営によって消されたのではないか?
その疑念を確かめるべく、後輩は大将と駆け引きをしている。
「そうかそうか。…では、何か不審な点は無かったかな?」
「別に…。先月だって、普通に合同演習をしてご飯を一緒に食べただけですし」
水面下で行われる腹の探り合い。
「ところで、先輩と連絡出来ないんすけど、何かあったんですかね?」
一瞬、大将の口角が下がった。
それを見逃さなかった後輩だが、敢えて追及はしない。
木乃伊(ミイラ)取りが木乃伊になっては敵わない。
広がる沈黙の中後輩は、大将が口を開くのを待つ。
「…殉職したよ。まあ当然か。未だに少佐から上がれなかった能無しだ」
――先輩のことを知らないくせにほざくなっす。
胸に燃ゆる怒りは押し込めて、表面を取り繕いながら後輩は返す。
「殉職っすか…。かなり戦力はあったはずなんすけどね…」
「おや、知らないのか。あれは残存艦隊を全て出撃、轟沈させた前代未聞の大馬鹿野郎だったよ」
「その現場に偶然居合わせたんだが、滑稽だったよ」
「出世欲に駆られて、貴重な艦娘を喪うなど…。我々に譲渡してくれた方がまだ有効活用出来ただろうに」
「あははは…」
反吐が出そうになるが、何とか我慢する。
――あの人が出世のために艦娘を潰す?もう少しマシな嘘を吐くんすね。
今の言葉で、疑念は確信へと変わった。
――大本営が、いや、目の前の男こそが、先輩を謀殺した元凶だ。
いつか、然るべき時が来たら。
その時は、この男を。
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