武内P「絶対にアイドルに手を出したりしませんッ!!」
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29: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/10/28(土) 20:41:24.28 ID:qZdx75aV0
武内P(部屋は普段会議室として利用されているところで、スクリーンが既に広げてあることと、段ボールが一箱あるのが目につきました)

未央「ささ、まずは椅子に座って」

武内P「その……何をするんですか?」

未央「いや、変なことなんかしないよ! しきにゃんが座る場所まで調整したって聞いたけど、未央ちゃんにそんな難しいことできないから!」

武内P「確かに……あのようなことができるのは、一ノ瀬さんを除けば池袋さんぐらいでしょう」

未央「そうそう。そういうわけで座って」

武内P「はい」

未央「で、これに目を通して」


つ 本田未央ファースト写真集


武内P「……?」

未央「映像も観ようね♪」ポチッ


<燃やせ友情! パッションは、ミツボシ☆☆★♪


武内P「これは……先日の単独ライブのものですね」

未央「うん。プロデューサーがベタ褒めしてくれたやつだよ」ゴソゴソ

武内P「あの……本田さん」

未央「なーにぃ? 今からポスターを部屋中に貼るんだけど」

武内P「その、このようなことせずとも、今貴女が目の前にいるんです。それだけで十分でしょう」

未央「私で……十分?」ピタッ

武内P「はい」

未央「私だけで……十分?」

武内P「ええ」

未央「私だけで……他はいらない?」

武内P「え?」

未央「なーんちゃって♪」

武内P「はぁ……驚かせないでくださ――ッ!!」


ギュウウウッ


未央「でも……そう言ってくれたら、嬉しいな」

武内P「……本田さん?」

未央「ねえプロデューサー。あと残り時間はわずか……誰にしようと思ってるの?」

武内P「私は……私は誰も考えません。誰のことも、今回のことで好きになるまいと思っています」

未央「そうは言っても何年……下手したら何十年もかかわる大きなことなんだよ。誰のことも考えないようにしようとしたって、どうしても普段から気になる人のこと考えちゃうんじゃない?」

武内P「そ、それは……」

未央「ねえプロデューサー? 誰にしようかって悩んで、何番目でも……最後でもいい。それでも私のことも思い浮かんだんなら」

未央「私にして……後悔なんかさせないように、全力で頑張るから」


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