武内P「絶対にアイドルに手を出したりしませんッ!!」
1- 20
28: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/10/28(土) 20:39:22.95 ID:qZdx75aV0
※ ※ ※



武内P「ハァ……ハァ……」

武内P(走って逃げたわけですが……これからどうすべきなのか、まるで見当がついていません)

武内P(何も考えずに実験の効果を最小限に抑える選択肢は、もう無理なのでしょう)

武内P(だとすると、やはり誰かを好きになってしまうことを選ばなければ――)

武内P「ん?」

未央「プロデューサー、こっちこっち!」

武内P(走るのをやめて、廊下を歩きながら今後どうするか考えていると、部屋の中から上半身だけ出した本田さんが手招きをしていました)

未央「どうしたのプロデューサー? ボーッとしてないでこっち来てよ!」

武内P「その……本田さん、今何が起きているかご存じでしょうか?」

未央「へ? さ、さあ何のこと? 未央ちゃん全然わかんないなー」

武内P「………………その、申し訳ありませんが。今私はアイドルの皆さんと接触するわけにはいかないんです。まして二人きりなど。失礼します」

未央「き、来てくれないの!?」

武内P「申し訳……ありません」タタタタタッ

未央「な、泣くよ!!」

武内P「」ピタッ

未央「未央ちゃん実は寂しがり屋なんだよ! プロデューサーに構ってもらえないと、本当に泣くよ!!」

武内P(……振り返るべきではありません。お互いのためにも、ここは心を鬼にするべきです)

武内P(――しかし)クルッ

未央「……プロデューサー」

武内P(……もうこれ以上、本田さんを泣かせるわけには)スタスタ

未央「……え?」

武内P「どのような用件でしょうか?」

未央「……ッ!? ちょ、ちょっと待って」ゴシゴシ

未央「スーハー、スーハー……」

未央「……いやあ、プロデューサーはちょろいですなあ! ちょっと泣きそうなフリするだけで戻ってくるだなんて! 未央ちゃんだから良かったものの、こんな簡単に騙されちゃそのうち女の人に酷い目にあわされちゃうよ? まったく、プロデューサーには未央ちゃんがついていないとダメなんだから♪」

武内P(……本田さん、目が赤いですよ)

未央「さあさあ、部屋に入った。一名様ご案なーい♪」

武内P「は、はあ」





本田未央
imcgdb.info


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
71Res/93.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice