3:名無しNIPPER
2017/10/26(木) 17:50:32.30 ID:asL/AF86O
【P】
あれはようやく、プロデューサーとして任命された時のことでした。
私はイベントの打ち合わせのために仙台に来ていました。
そして仙台の街並みを見ようと散歩をしていた時のことです。
公園に、一人の少女が座っていました。
ガーリーな雰囲気の服装が良く似合っていました。
そして何より、彼女自身がその場の空気を作り出すオーラを持っていました。
私は、彼女から目が離せなくなってしまいました。
ふと、少女が顔をあげ、私と目が合いました。
私は何も考えず、彼女に話しかけました。
「東京で、アイドルになりませんか?」と。
その時は資料を持っていなかったため、名刺を渡し、電話をして欲しいと言いました。
まさか、一人で訪ねてくるとは、思いもしませんでした。
彼女、佐久間まゆは、それまで将来のことが特に決まっていなかったこともあり、
ご両親の了承は割と簡単に得られました。
そして、彼女は元からの容姿とキャラクターに加え、努力を怠らないひたむきさで、
トップスターへの階段を駆け上っていきました。
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