ミカサ「終わらない旅」
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3:名無しNIPPER
2017/10/22(日) 13:24:27.49 ID:NO6+sM8r0

アルミン 「ミカサ、アップルパイでも持ってこようか?」

ミカサ  「……ん、私はもういい」

エレン  「――あ?」

ミカサ  「どうしたの、エレン」

エレン  「お前、タイ落としてんぞ」ヒョイ

ミカサ  「私のはちゃんとついている」

アルミン 「ミカサのじゃないの?」

ミカサ  「とりあえず拾っておいて、あとで警備兵に渡せばいい」

真ん中に青い石のはまったそれを、私はポケットに入れた。

ミカサ  「エレン、この会場ってどれくらい部屋があるの?」

エレン  「すげえ広いだろうな。外から見た時もデカかったし」

ジャン  「元はさる侯爵家の離宮だったらしいからな、調査兵団の本部と同じ
      ぐらいじゃないのか?」

ミカサ  「そう……」

エレン  「あ、もしかして便所の場所分かんねえのか?」

ミカサ  「え、エレン…そういうことは、あまり大声で」

アルミン 「もう、デリカシーがない!」

エレン  「わ、わりい…」

ジャン  「トイレか?たしか、この大広間出て、まっすぐ行った突き当りを右だ」

ミカサ  「ありがとう、ちょっと行ってくる」

テーブルを離れて、パーティーを楽しむ兵士たちの間を通り抜けた。


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