32:名無しNIPPER[sage]
2017/10/21(土) 02:51:17.85 ID:y2wSW8Jko
プロデューサーに連れられて会場から出る前に、わたくしは振り返って会場全体を見回した。
空っぽの座席、誰もいないステージ。そこにわたくしの理想を思い描く。
わたくしがステージに立ち、大勢のファンがわたくしを迎えてくれる。何を思うだろう。どんな気分だろう
それはきっとすぐにわかるはずだ。わたくしは、トップアイドルになるのだから。
「必ず叶えますわ。そうですわよね、プロデューサー」
会場から出る。少し先で待つプロデューサーの元へ、わたくしは歩きだした。
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