5: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/10/19(木) 23:53:13.49 ID:S4DrTrVN0
起こそうとして彼のそばに立つ…とつけっぱなしのデスクトップが目に飛び込んできた。そこには、おそらくこれからあるのだろう仕事の企画内容と、私のことが画面いっぱいに、所狭しと書いてあった。
少しだけ文面を読んでいく。…彼から見た私の魅力や欠点が文章を読むのは少し気恥ずかしかったが、それでも読まずにはいられなくって、そして、
「…えへへへぇ」
にやけずにはいられなかった。やっぱり彼は、私以上に私のことを見てくれるんだなぁって思えた。それがたまらなく嬉しかった。
「うぁん…ひな…ぼく…」
「っ!」
ニヤけた口元を手で隠そうとした時に、もぞりと彼の体が動いた。もしかして起きちゃった?どうしよう、顔がこんなになってる今だけは起きて欲しくない。
でもそんな心配は、ただの杞憂に終わった。彼はただ身をよじらせただけのようで、それからまた寝息を立て始めた。しばらくたって、まだ起きないことを確認してから、ホッと胸をなで下ろす。
よかった…
…でも、これって起こした方がいい気がする。だって見たところまだ書類は完成していないみたいだし、残業するにも寝たまま時間を無駄にするのはあまりよくないと思うし…
…起きないんだよね?
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