【ミリマス】その仕事場は(プロちゃんにとって)タブー
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5: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/10/17(火) 20:34:35.28 ID:g3TGHoLO0

「それはあれ? 茜ちゃん今すぐゴーホーム?」

「そう言いたいとこだが事情がある。お前、変装できる物持ってるか?」

まるでお仕事の打ち合わせの時みたいな確認を取られてピンと来た。
だから茜ちゃん、ちょっぴり自信がない顔のプロちゃんのことを焦らすように。

「ふふん、そ〜れ〜が〜ね〜……ここに! 買って来たばかりのアレやコレが!」

席に座るとき横へ置いた、紙袋の中から買ったばかりのカラフルなジャンパーを取り出した。
値札も切って貰ってたし、その場で腕を通したら――。

「てってれー♪ あっという間に変身完了!」

「顔が変わってないじゃないか」

「そっちは髪をゴムでとめて。ちょっとお澄ましな顔すれば――」

「その為のゴムがどこにあるか? 髪留めの一つも……ああそうだ」

もうもう全くプロちゃんは! 普段は言い負かされてばっかだから、ここぞとばかりにああ言えばこう言う。
でも言われたことは確かだから、「どうしようかな〜?」って迷ってるとプロちゃんが自分のリュックを探り出し。

「ほら、これ使え」

なんと! 中から一組の帽子と眼鏡を取り出したの! ……まるで便利な猫型ロボみたい。
缶バッジのついてる猫耳キャップを被ったら、次に度の入っていない眼鏡をかけて――っておやや? 度が入ってない?


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